88歳でも、黙々とリハビリに励む。
2ヶ月前のある夜、
旦那の実家より連絡あり。
義父が左足に力が入らないという。
旦那が救急病院に連れていき、
検査の結果、
脳梗塞でそのまま入院。
義父は今年88歳、米寿だが、倒れるまでは、
毎日、夏の暑い日も、
冬の寒い日も、
山に登ったり(目撃者によると
走って登っていたらしい)
川沿いをジョギングし、
よく、町のマラソン大会や、
山登り大会に出場し、
最高齢者賞をもらっていた。
マラソンはもちろん、完走していた。
その義父が、
病に倒れ、
左不全麻痺となり、
少しだけ動く左足と左手で
毎日リハビリしている。
リハビリ中は、
黙々と、
出来ることはなんでも自分でしようとする。
左足に装具をつけ、
右手に杖を持ち、
ゆっくり一歩一歩歩く。
まだ、たまに不安定になる。
しかし、88歳だが、
リハビリの成果は驚くほど早いと
理学療法士の方は言われる。
これまで
ジョギングでつけた体力と筋肉、
そして、最も大事な気力で
毎日毎日、リハビリに取り組んでいる。
リハビリ後は、
「リハビリはマラソンした後より疲れるんよ」と
笑っていう。
病の種類や向き合い方は違えど
私も義父のように
真っ直ぐに病に向き合おうと思う。
