印象に残る看護師さん。
膠原病(SLE)と23年も付き合っていると
入院したり、
外来通院したりで
いろんな看護師さんのお世話になります。
その中で
今日は印象に残る看護師さんのことを。
まず、あまり良くない印象のエピソードから。
1 嘔吐下痢でぐったりなっている時、
ストレッチャーに乗った私は
MRIを受けることになり、
何人かの看護師さんや検査技師さんにより、
ストレッチャーから検査台に「せ〜の」で
移されることに。
その時、
一人だけ、すごく私を抱える手が
痛かった人がいた。
手が身体に刺さる・・・という感じ。
見た目はすごく賢そうなシュッとした
看護師さんの手だった。
体調が悪い時は痛みの閾値も下がり
ちょっとの刺激が通常よりも痛く感じる。
たったそれだけのことなんだけど
なんか忘れられない。
2 またまた嘔吐下痢の時。
入院中のこと。
胃腸が痛くてしょうがない私は
ブスコパンの静脈注射を受けた。
ブスコパンって、
副作用で心臓が「ドキドキドキっ!」って
頻脈になる。
私はびっくりして、
注射している看護師さんに
「心臓がドキドキする!」って訴えたけど
明確な返事はなく、
そのまま流された。
あの看護師さん、今、ブスコパンの副作用、
知っているのかな?
3 これは最近、書いたけど、
SLEできつくて怠くてしょうがない時に、
外来でステロイド40mg入りの点滴を受けた。
点滴が終わると、看護師さんから
「良くなりましたか?」って聞かれた。
ちょっと軽い絶望感を感じた。
気持ちを変えて、いい印象のエピソードを。
1 嘔吐下痢で夜に入院。
熱もあるし、嘔吐下痢やらで身体がきつくて
たまらない。
身の置き所がない。
そんな時、薬をDrに確認してあれこれ
使ったり、氷枕を持ってきてくれたり、
あの手この手を駆使してくれた看護師さん。
夜勤だから、他にもたくさんの患者さんが
いるだろうけど、本当に私専属かと
思うくらい、頻回に見にきてくれ、
話を聞いてくれ、
対処してくれた。
まだ、1年目の新人さんだったけど、
本当に今でも感謝している。
2 これは最近、めまいで入院した時のこと。
1週間も経った頃、髪が汚れ、
頭が洗いたかったら、ちょっとそんな話をしたら
自分が明日、洗うよ・・・と自分の中の
計画に入れてくれた看護師さん。
幸い、翌日、自分でシャワーに入ることが
できたけど、
私がシャワーに入ったことも把握していた。
看護師さんって、
知識、技術はもちろん、
相手を思いやるこころ、
患者の話を傾聴することってとても大切。
一年目だろうと、ベテランであろうと
真摯に向き合ってくれる看護師さんは
本当に天使だと思う。