ちょっと珍しいSLEの発覚の仕方。
ブログ等を見ると
膠原病がわかるまで、
いろんな病院を回ったとか
なかなか病名がつかなかったという方が
多くいらっしゃいますが
私の場合は
病状が出る前に
SLEであることが分かっていました。
幸か不幸かわかりませんが。
高校3年の時、
看護学校を受験するために
保健所に健康診断に行きました。
後日、私は保健所に呼ばれ
保健師より
「あなたは梅毒です」
と言われました。
私にそのようなことは覚えはありません。
母に話し、
病院を受診して
膠原病の可能性があることがわかりました。
SLEでは
梅毒のガラス板法と凝集法という検査方法で
「 + 」が出ることがあるのです。
高校生当時は
全く普通の生活を送っていたので
急にやってきた
「梅毒騒動」と「膠原病の可能性」を
受け止められず、
精神的に苦しみました。
それでも、
看護学校に行くことができ
看護師となることができ
病気は25歳で発症しましたが
病気自体はわかっていたので
対処も早かったと思いますし、
回りが看護師の友達で
ただ「看護師」というだけでなく
私は感謝してもしきれないくらい、
いろいろお世話になり
今があります。
幸か不幸かわかりませんが、
幸せと思うか、
不幸と思うか、
これもまた、
自分のこころが決めることでしょうか。