傾聴と共感。
よく
同じような病気の方の話しで
医師から
症状があるのに
それを伝えるとさらっと否定されたり
した経験談を聞きます。
私もあります。
本人にとっては
医師に伝えると言うことは
重要な問題です。
それを否定されると
もう、この医師はわかってくれないと
思い、
信頼関係も構築出来ません。
患者にとって
主治医と信頼関係を築けないというのは
致命的です。
自分の人生がかかっているのです。
私は以前、
精神科で看護師として
働いていました。
その中で大切だったのが
「傾聴と共感」
状況によることもありますが
訴えを傾聴、受容し、共感する、
それだけで
患者さんの気持ちが落ち着くことも
あります。
もちろん
100人の訴えを100%満足するまで
聴くのは困難です。
しかし
医療者には
まず
患者の訴えを「聴いて」ほしいと
願います。
患者の訴えには
とても重要なことがたくさん
あるのです。
時間がないかも知れないけど
ナーバスな患者で面倒かも知れないけど
患者の訴えを聴いてほしい。
訴えを切り捨てないで考えてほしい。